『月に囚われた男』
デビッド・ボウイの息子ダンカン・ジョーンズ監督のSF映画。
月面での燃料採掘作業のためたった一人で勤務している男。
もうすぐ3年の任期が終わろうとしている。
採掘現場で作業中に事故にあい月面移動車の中で意識を失う。
気が付くと基地の中で世話役のコンピューターの治療を受けている。
回復した後事故現場に向かうとそこには自分の姿があるという話。
もう一人の自分も回復してきて、徐々に真相が明らかになってくる展開。
お互いを探りながらの会話は正直単調で眠気を誘う。
スティーブン・ソダーバーグ版『ソラリス』もそうだったが、
限定された空間や少ない登場人物で怪現象を描くのは
緊張感がないと見ててもつらい。
せっかくの月面基地での設定もあまり生かされてないと思う。
基地内コンピューターのガーティは冷たいようで意外と主人公に
共感したりしてけっこういいキャラ。
もうちょっとHALみたいに話にからんだら良かったのに。
クレジットで見たら声がケビン・スペイシーだった。
同じ宇宙に一人ぼっちという映画だと『サイレント・ランニング』がある。
あっちの主人公ブルース・ダーンは自ら選んだのでわりと楽しそうだったけど。
ロボットもヒューイ、デューイ、ルーイと3台いた。
関係ないがそこに出てくる宇宙船はバレーフォージ号という。
映画の中で架空のカッコイイ名前といったらまずこれを思い出す。
音楽はボウイの息子ということで何かこだわった使い方とかあるのかと思ったが、
特に印象に残るようなものではなかった。
唯一ちょっとかかる曲がKatrina & The Wavesの「Walking On Sunshine」で
なつかしかった。
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